『収納スペースがたっぷり』という売り文句をたまに聞くけど…
収納スペースって広ければ良いってもんじゃない。
使う場所の近くにあることも大事だけど、形も大事。
奥行きのある収納スペースは、あまりお勧めできません。
押し入れサイズの収納スペースに苦労している方の多いこと。
もちろん、収納するモノにもよりますが、奥行きは浅い方が
収納しているモノが把握しやすいし取り出しやすい。
我が家の小さな物置もそう。
出し入れしやすさで選んだので、小さいモノを3つ買いました。
おもちゃがなくなったので、現在は2つ。
大きな物置き1つでも容量的には変わらないか、むしろたくさん入ったかもしれない。
でも、使いやすさを考えたら小さくて奥行きのないモノ…という選択になった。
100人乗っても大丈夫な大きな物置きは、入れるものが明確でないと危険。
家の中の大きな蔵や納戸も同じです。
四畳半の納戸付き!!
と言われると、たっぷり収納できるような気がしますが、
もし正方形の四畳半だったらどうでしょう。
まず、たいていの場合、壁際に棚だったりラックだったり収納家具を置きますよね。
そして、空いているところにモノを置いていく。
置いていく。
置いていく。
で、奥までたどり着けなくなる。
あるある。
広い四角い収納スペースだと、真ん中に無駄な空間ができてしまう。
置けるから置いてしまう。
結果、使いにくくなる。
だから、ウォークインのような中に人が入れるような収納スペースは、
細長くするのがおすすめ。
真ん中は通路分しか空いていないので、通路をふさぐことに罪悪感を感じる。
もちろん、この形でも奥まで行けなくなってしまうおうちはあります。
が、使いやすくて空間を有効利用できるのは、確実にコチラの細長い収納です。