父の日に【墓じまい】について書く。

実は、実家のお墓、

今年の初めに墓じまいが

済んでおります。

私には、弟がいるんですけどね…

弟の意見を聞きつつ、

父が判断しました。

お墓に入っているのは

私の父方の祖父と祖母。

祖母の50回忌と、祖父の23回忌の法要後、

墓じまいとなりました。

お墓って、なかなか削ぐのに

勇気がいると思うんですよね。

祖母は早くに亡くなっているのですが、

その時に寺院墓地を購入しています。

祖父は30年近く、

毎月のお墓参りを欠かしませんでした。

おかげで、住職さんともとても良い関係を

築けていたように思います。

祖父が亡くなった後は、

父と母がその後を引き継ぎ

毎月、お墓参りをしてくれていました。

私は、一緒に行ける時に行くくらい…

近くに美味しいケーキ屋さんがあって

それ目当てでもありました。

お近くの人は知っていると思うけど、

マジで美味しいです👇

で、そんなこんなで

お墓を守ってくれていた父ですが

自分ができる法事は、これが最後かな?と。

お墓参りが義務のようになっていたし

お墓を維持していくのにもお金がかかる。

これを、弟(父から見たら息子)が

できるのか?と不安になったっぽい😅

墓じまいをするにも、お金がかかる。

自分の代でスッキリさせたいと

思ってくれたようです。

お墓以外にも、お世話になった方でも

ビジネスの付き合いは、切る時には

スパッと切るところは本当に尊敬に値する。

で、父に

「誰も弾かないピアノとか削げないのに

お墓を削げるのは、すごいと思う」

って言ってみました。

我が実家は、ほんと、捨てられないモノだらけで

めっちゃ圧迫感があるから😂

そしたら、

「浜松のおじいちゃん(母方の祖父)の影響」

だと。

母方の祖父は、昨日のブログに登場してます。

母方の祖父母はミニマリストらしく

「お墓は要らない。海に散骨してほしい」

と、ずっと言っていました。

法事やお墓の管理が、子どもや孫たちの

負担になるからだと思います。

そこに私はいません。

眠ってなんかいません。

とは言ってないけど、

多分、そんな感じです。

そんな母方の祖父にはいつも

「お父さんに、本当に感謝している

奈緒もお父さんへの感謝を忘れたらいかんに」

と言われています。

父方の祖父も、母方の祖父も父のことは

ずーっと頼りにしていた。

私や弟は、みんなに頼りにされていた父の年齢に

とっくになっているのに、

まだ父のことを頼りにしている…

本当に私たちのために、ここ数年でも

大きくて手間がかかったり面倒だったりな決断を

たくさんしてくれました。

本当に感謝しても、しきれません。

が、まだまだ頼れる父でいてほしいと思ってしまう

2021年の父の日でした。

奈緒