既製品でもおしゃれに!Panasonic×ミラタップで後悔しない洗面台をつくる工夫

我が家の洗面台は、全部「既製品」を組み合わせてつくっています。

でも、どうせなら少しでもおしゃれに、生活感を減らして見せたくて、いろいろ工夫しました。

今回はそのこだわりポイントや、やってよかったこと・ちょっと後悔していることをまとめてみます。

我が家の洗面台のサイズ感は、こんな感じ☝️

洗面台はPanasonic「ウツクシーズ」

最初は、幅160cmのミラタップの洗面台を一枚カウンターで設置したいって考えてました。

だけど、リフォーム会社さん的に保証が効かないから…ってことでミラタップの洗面台はNG😭

Panasonicの「ウツクシーズ」には160cm幅の設定がなく、どうしても既製品の洗面台にカウンターを継ぎ足すスタイルになってしまう。

ちなみに、「Cライン」ならできるタイプもあったんだけど、そのデザインは気に入らなかった😅

ウツクシーズを選ぶなら90cmの洗面台に残りはカウンターを足す?

カウンターを洗面台と同じ高さで繋げると「後から継ぎ足しました」感が出て、ちょっとダサく見えてしまうのが気になりました。

それならいっそ、カウンターの高さを意図的に変えて“わざとですけど感”を出そうと考え、椅子に合わせやすい高さ70cmのカウンターに設定。

一般的なデスクと同じ高さで、市販の椅子(高さ40cm前後)も選びやすくなります。

一方で、洗面台の高さを標準の75cmにすると、カウンターとの高低差が5cmしかなく、かえって「微妙にズレてるだけ」に見えてしまう。

だったら思い切って洗面台を80cmにして、10cmの高さ差をつけようと決めました。

この10cm差があることで、見た目にもはっきり「わざとですけど感」が出て、バランスも◎。

さらに、水栓まわりも重要なポイント。

既製品を選ぶなら、掃除のしやすいハイバックカウンター一択だと決めていました。

PanasonicのCラインも検討しましたが、ハイバック仕様がなく、結果的にハイバックが選べて、さらに自動水栓も選べるウツクシーズに決定。

ちなみに、Cラインの「上に手をかざす」タイプの自動水栓は、濡れた手で操作するたびに水栓が汚れるんじゃ?と思ってしまい…

結局、センサー位置が自然で、使いやすいウツクシーズの自動水栓にしました。

鏡はミラタップ「スミス」150cm幅

鏡については、最初はPanasonicの三面鏡も検討していました。

特に「ツインラインLED」という、鏡の間に照明が入っているタイプ。

照明の当たり方としては女優ミラーのようで見やすく、機能的にも良さそうに見えました。

でも実物を見てみると、ライトが明るすぎて眩しい…

さらに鏡の間に縦のラインが強調されすぎて、分割されている感が強く、ゴツい。

どうしても収納は欲しかったので、三面鏡になるのは前提でしたが、「できるだけ分割感がない三面鏡」を探して見つけたのがミラタップの『スミス』です。

このスミス、フチ(枠)がないのでとにかく見た目が軽い。

一見、一枚鏡のようにも見えるほどスッキリしています。

しかも奥行きが浅くて、変に主張してこない。

収納付きでここまで圧迫感がない三面鏡はなかなかありません。

さらに、三面鏡の実用性として、サイドミラーを開けば後ろの髪まで見えるのも地味に便利。

特にメイクやヘアセットをする人にとってはありがたいポイントです。

スミスは最大150cmのワイドサイズを選びました。

これもPanasonicでは対応できなかったサイズで、リフォーム会社さんに相談したところ、「鏡だけミラタップにするのはOK」とのことで採用。

キャビネットの右端には最初からコンセントをつけておいたのですが、150cmという大きさになると、左端からだと遠い…

ということで、現場で右側にも追加でコンセントをつけてもらいました。

毎日使う場所だからこそ、こういう小さな工夫が後々じわじわ効いてきます。

ミラーと洗面台の間の隙間は10cm

ミラーの下にスペースを空けたくて、最初は15cmくらい欲しかったけど洗面台の高さは下げたくなかったので、結果は10cm。

この10cmの隙間、絶妙です。

ペーパータオルはケースに入れちゃうと収まらない。

ケースに入れておきたかったー。

色と高さで“ちょっとおしゃれに見える工夫”

洗面台下はフロートタイプにして、見た目スッキリ。

床が見えることで圧迫感も軽減されました。

後ろのスリット部分もPanasonic製。

洗面台の木目と色が揃っています。

いろんな木目が入って“チグハグになりすぎない”ことを意識しました。

造作は諦めたけど、既製品で少しでもオシャレにしたい!という感じです。

カウンター横の袖壁もこだわりポイント

カウンターを設置するにあたって悩んだのが、横にどこまで壁を立ち上げるかということ。

完全に天井まで壁にしてしまうと、どうしても圧迫感が出るし、逆にカウンターの高さでピタッと終わると、なんだか“途中でやめた感”が出てしまってちょっとダサい

そこで、カウンターより少しだけ高く袖壁を立ち上げて、高さを洗面台に合わせるようにしました。

このちょっとした高さ差があるだけで、「ちゃんと設計した感」が出て空間が引き締まります。

しかもこの袖壁、洗面台まわりのスイッチの取り付け場所としてもちょうどよくて、照明スイッチをここに配置。

さらにこだわったのが、スイッチ自体のデザイン

楽天で見つけて施主支給した、ちょっとレトロなセラミックの照明スイッチを採用しました。


ほんの小さなパーツだけど、見えるたびにちょっと嬉しくなる、お気に入りのアイテムです。

収納も公開中

この洗面台のとミラーキャビネットの収納、まだ思い描く収納にはなってないんだけど…

そのあたりはYouTubeで詳しく紹介しています。

「洗面台収納全部見せ」で本音を語ってますので、よかったらぜひご覧ください。

削ぎ家事チャンネル

まとめ

・既製品でも工夫次第でスッキリ見せられる

・高さや素材に少しこだわるだけで印象が変わる

・収納・デザイン・使い勝手のバランスが大事

造作じゃなくても「ちょっといい感じ」にしたい人の参考になれば嬉しいです。

奈緒