『なんとめでたいご臨終』という本を読んでみました。
まだ発売から1ヶ月経っていないので、レビューの数は多くはないものの全てのレビューが5.0という高評価。
本の中身は、最期を自宅で迎えると決めた患者さんのエピソードが満載です。
最期を自宅で迎えたいと考える人は多いけど、
実際、自宅で最期を迎えられる人はごくわずか。
在宅医療を選択した方のエピソードなので、当たり前だけど、まず『家で過ごす』っていうのが、みなさんの一番の希望。
その次に『□□に旅行に行きたい』とか、『〇〇を食べたい』とか、『お酒を飲みたい』などの希望がある。
『住』がどれだけ私たちにとって、大きな部分を占めているのかを思い知らされた感じです。
今回紹介されていた患者さんの中に『〇〇を食べたい』はいたけど、『△△を着たい』って人はいなかった。
この期に及んで、ファッションのことを考える人はほぼいないのが現実でしょうね。
もちろん、『食』も『衣』も大事。
ではありますが、『住』への想いに比べたら小さいものだなと。
家族がいるから。だけではないですよ。
ずっと一人暮らしの方のエピソードも載ってましたから。
一人暮らしでも、お金がなくても、認知症でも在宅医療は可能。ってことが分かる本。
ですが、私にとっては、更に自宅への愛着が湧く結果に。
家、大好き(笑)
もっと家を大事にしたくなりました。
|
↑楽天
亡くなる直前や直後に家族がピースしている写真が沢山載ってます。
そのくらい送る方も満足。ということですが、別にピースじゃなくても…とは思ってしまいましたが、色々と考えさせられる本なので、是非読んでみてください。
父方の祖父。母方の祖母。叔父。自宅で最期を迎えています。祖父は一緒に住んでいて、様子をずっと見ていたので亡くなった時は、満足感や達成感のようなものがありました。介護をしていたのは、父と叔母で、私はたいしたことはしていませんでしたが。でも、祖父を見ていて幸せだろうな…と。お葬式の時に家族は誰も泣いてなかったのは、祖父の年齢もあるけど満足感もあったからかな。と思います。
LINEで、このブログの更新通知が受け取れます(*・ω・)ノ