理想の終活!!おじいちゃんはミニマリスト。

先日、老人ホームにいる祖父に会いに行きました。

生き方だけでなく、片付けや掃除についても学ぶことがとても多く、本当に尊敬できる人です。

今日は、そんな祖父について書いてみます。

  1. 私の祖父
  2. お年寄りの片付け
  3. 祖父の収納公開
  4. 祖父の掃除法
  5. 老人ホームのココが残念

1.私の祖父

祖父はもうすぐ95歳。

3年ほど前に祖母が亡くなり、その1か月後に住み慣れた家を売り老人ホームに入りました。

とにかく潔い人です。

その祖父の入居している老人ホームの建物が、老朽化のため建て替えをすることに。

そこで、隣に新しく建てた建物へ引っ越し。

引っ越す前は、「狭くなるし、面倒だ」と言っていました。

実際、すべて業者さんがやってくれるので、身一つで移るだけ。

気持ち的に億劫だったのだと思います。

が、移ってみたら「とっても快適」と。

いつも、現状に不満を持つことなく「幸せだ」と言っている人なのですが。

祖父が特に快適と感じた理由は、造り付けの収納が充実している。

収納家具を置かなくて済むようになったから。

「床にモノがないって気持ちがいいね」って。

2.お年寄りの片付け

「先が短いから、そんなに持っていたってしょうがない」と、祖父はよく言っています。

95歳のミニマリスト。

なかなかいないと思います。

「整理っていうのは、捨てることだと思うんだよ」

整理収納アドバイザーのテキストに書いてあるようなことまで(笑)

今回、カラーボックスや衣装ケースなどを処分出来たことが、本当にスッキリしたようです。

狭くなって不満を口にする方が多いのは「家具を捨てないから」と。

実際、私が遊びに行った時に引っ越し中の部屋がありましたが…

入りきらないモノが廊下にも積まれている^_^;

ご子息の方と、モノをどうするかの話し合いもしていたようです。

ところで…

老人ホームを対象に貸倉庫って、需要があると思いませんか?

捨てられないもんは捨てられないんだもん。

祖父のようなミニマリストは稀。

そりゃ、捨てられたら捨てた方がいいけど、そこで言い争っていたってしょうがない。

モノを捨てられない親との実家片付けのポイントは、もしものことがあった時に、見ないで捨てて良いモノを分かるようにしておくこと。






奈緒