なぜ、この本にたどり着いたのか分かりませんが、レビューも良かったので読んでみました。
著者の方は、靴は売らない靴屋さんを経営していらっしゃいます。
テレビなどでも紹介されたようですよ。
ご存知の方も沢山いらっしゃるかもしれません。
この本に書かれているように、昔は私もパンプスは基本痛くなるものだと思っていました。
でも、サイズがピッタリ合っていれば痛くならないのです。
パンプスの場合、スニーカーのサイズよりも0.5~1㎝くらい小さめが丁度良い。
スニーカーと同じサイズでパンプスを選んでいる方も多いそうです。
更に多いのが、自分は甲高幅広だと思っている人。
そして、幅広の靴はラクだと思っている。
なんとなく、おばちゃんになるとEEE率が上がるようなイメージだけど。
太ると足幅も大きくなると思うので、歳を取ると大きくなることはあると思います。
しかし!
実際に、女性の足幅(ワイズ)の分布グラフがこの本に載っていましたが、
知らない人には意外な結果だと思います。
第一位 E 約27%
第二位 D 約21%
第三位 EE 約17%
第四位 EEE 約13%
その後、C→EEEE→B→F→A→G→H→AAと続きます。
EEやEEEの靴をよく見かける割には、実際にそのワイズの人って少ないんですね。
ちなみに、私は自分の足の幅は広くないことは認識していました。
が、本を読んで自分で計ってみてもDなのかCなのか…イマイチよく分かりませんでした。
もちろん、メーカーによっても微妙にサイズ感が変わってくると思うので、サイズ表記だけ見て買うのは危険です。
そこで、C~EEEまでのワイズが揃っていて、疲れないという口コミが多い『ワコールのサクセスウォーク』を試着しに行ってきました。
試着?試履?
このサクセスウォークは、ワイズの品揃えも充実していますが、ヒールの位置が内側に入っているんです。
内側って言うのは、普通の靴よりもつま先側。
ちょうど、かかとの骨の真下にヒールが来るように作られているので体重を受け止めやすいらしい。
7㎝ヒールを試し履きしてみて、確かに後ろの方にヒールが付いているよりはラクだと思いました。
そして、肝心のワイズですがワコールのサクセスウォークを履いてみたところ、私はDが丁度良かった。
Dの中でも、デザインによって履き心地は多少違いましたが…。
そして、家に帰って納得。
履きやすくて、よく履いている靴はDだった。
靴によっては、ワイズの表記がないモノも多いし、サイズ自体もS,M,Lだったり。
その情報だけで、合う靴を選ぶって、そりゃ無理だよね…と思いました。
ワイズが大きすぎると、どうしても足が前に滑ってきて疲れるし痛くなる原因になります。
本当にピッタリ合う靴って言うのは、靴ベラを使わないと入らないらしいです。
そして、靴擦れが出来る靴はオシイ靴なんだって。
ちょっとだけ大きいから靴擦れが出来ちゃうそうですよ。
私にとっては、目からウロコでした。
本を読んだら、靴は売らない靴屋さんのセミナーに参加したくなりました。
靴の選び方や、合うブランドを教えてくれたり、現在持っている靴が中敷きで調節して履きやすくなる靴なのか、諦めた方が良いのかを見てくれるそうです。
売っている状態のままピッタリ履けなくても、中敷きで調節出来るかが自分で分かるようになるそうですよ。
靴って、試し履きした時は良いと思ったのに、歩いてみたらダメだったってことありますよね。
そんな失敗がなくなるなら、このセミナー代は高くはないかな…と思いました。