↑コチラは、祖父母が住んでいた家です。
私の母の実家。長期休みは、ほぼココにいたので私にとっても思い出の場所です。
すごい写真だけど、この状態で住んでいたわけではないですよ(^^ゞ
祖母が亡くなって、祖父は思い出の家を引き払い、老人ホームに移ることを決めました。
と言うわけで、片付けていた時の写真です。
祖母は昔ながらの溜めこむ人だったと思います。包み紙とかね(^ー^* )
掃除は毎日していました。
でも、やっぱり年を取ると出来なくなってきて、最後の頃は6畳の和室が物置化していましたね…
で、家中のゴミを1部屋に集めた状態が上の写真。
祖父は、めちゃくちゃ潔い。祖母が亡くなってから、家を引き払うことを決めるまでも早かった。
そして、何でも捨てちゃう人です。
母が、「おじいちゃん、家の権利書まで捨てちゃうんだもん」って言ってたけど、やっぱり捨てちゃっても何とかなるもんなんですね。
少ない荷物を持って老人ホームに入りました。
老人ホームの祖父の部屋は、めちゃくちゃキレイです。
余計なモノがなくて、スッキリ。
毎朝、掃除をしているらしい。私が行った時もゴミ一つ落ちてませんでした。
祖父母の家を片付けたのは、母と父です。
リフォームも繰り返ししていたので、まだまだ住める家でしたが、きっと土地柄、買う人は家は壊す…この土地に住みたい人。
でも、最後は業者にお願いして、きっちりハウスクリーニングもしてもらっていました。
そこは、お金じゃないから。と…
片付けの作業は大変だったと思いますが、祖父の潔さと頭がしっかりしていたことは救いだったと思います(^ー^* )
って、1年半くらい前の話しです。
実は、先日【実家の片付け】という講座を聞いてきました。
やましたひでこさんを知らなくても【断捨離】は有名。
【断捨離】くらい【実家片付け】という言葉を聞くようになったと思うのは私だけでしょうか。
【実家片付け】と言ったら、渡部亜矢さんという方です。
プロフ画の通りの綺麗な人でした!!
実家片付けって、片付ける気のない親を動かすんだよね?どうやって?
その辺りが、とっても気になっていて、やる気のない人へのアプローチ方法が聞けるかも!!ってワクワクしていきました。
その答えは…
安全!!
散らかっていると、やっぱり危険。高齢になると特に。
安全を確保するためにやるんです。
だから、まずは床から。通路を確保します。掃除と逆ですね。
掃除は上から。片付けは下から。
床が見えるとモチベーションが上がるしね!!
それから、やっぱり気になる『結局、捨てられないんじゃ…』っていう疑問。
これは、捨てられなくてもOK。
持っているだけで安心ならば、一時保管箱を作って、そこに入れる。
もしものことがあった時には、その箱は見ないで捨てれば良いですよね。って。
そう。もしものことがあった後に、実家片付けをやるのが大変なんです。
何が何だかわからないから。
今は、1人っ子や子供がいない方も多いので、1人が何軒もの家を片付けなきゃいけない時代が来るかも!?
渡部さん自身も、娘さんが1人いらっしゃるそうなのですが、自分や旦那さんの兄弟に子供がいない。
そうなると、単純に考えると娘さんは全部で6軒の家を片付けることになるそうです。
そんなの絶対ムリですよね(^^ゞ
自分もそうだけど、親が元気なうちに整理することの重要性を本当に感じました。
そして、お話も面白い!!「はぁ~」「ほぉ~」「へぇ~っ!!」って食いついちゃうお話が沢山聞けましたよ。
色々な方のお話を聞くと、モチベーションも上がります。
行動に移さなきゃダメだけどね。
私の母は、祖父と違って溜めこむ人だけど、今かなり頑張って整理してます。