家づくりのメインとも言えるキッチン選び。
料理なんか好きじゃないけど、妥協したくないところです。
以前、書きましたが、私の考えた間取りだと、どうしてもⅡ型キッチンになってしまって、スペースを有効利用するために、コンロ側はL字になります。
しかも、私のこだわりは、このL字を同じ高さにしたい。
↓これじゃ、嫌だってことです。
私、身長が低いから、上に蓋があるような調理器具(例えば炊飯器とか)を高さ100cmのカウンター上に置くと、めちゃくちゃ使いにくいです。
しかも、凸凹が増えると、そこに汚れも溜まりやすい。
平の方が掃除しやすいですよね😅
で、Ⅱ型キッチンて、どうしても高額になるんだけど、このL字を同じ高さで揃えたいっていうと、出来るメーカーやグレードが限られる。
ハッキリ言って機能なんて、今使ってるキッチンに比べたら良いに決まってる。
私が希望している形で収まるかが重要。
PanasonicのLクラスとトクラスのコラージアに絞って検討していました。
コラージア:Lクラス=7:3
ショールームで実際にプランを考えてもらう前の印象をちょっと書いてみます。
トクラスの印象
トクラスって、もともとヤマハなんだけど、15年くらいたつ友達の家のヤマハのキッチンがめっちゃキレイ。
カウンターやシンクの人大が、めっちゃ丈夫ってのが売りって感じですね。
そして、シンプルで余計なものが、あまり付いてない。
収納が得意な私としては、引き出しに余計な仕切りとか、スライドするやつとか要らんのよ🤣
リュッケファーブっていう塗装のくすみカラーが可愛い。
お値段もLクラスよりお安い。
Panasonicの印象
今はPanasonicに統一されたけど、20年くらい前のNationalだった頃の夫の実家のキッチン…扉のシートがベロベロ剥がれている。
それを見ているから、扉が剥がれてきそうで怖い。
トリプルワイドIHっていうコンロが3つ横並びになってるのは使いやすそう。
お友達のkikujiro邸
水栓がシンクの縁部分じゃなくて、カウンターから生えてるタイプを選べるところはとても良い。
この私の好みの水栓の位置ってのはちょっとマニアックな気がするので説明すると…
こんな感じで、シンクの淵の部分に水栓が生えてることが多い。
今の我が家もそうなんだけど。
でも、この淵がなくて、カウンターから水栓が生えていた方がスタイリッシュじゃないですか?
そして、昨年出たPanasonicの60cmフロントオープン食洗機は使ってみたい。
って、こう書くとトクラスの方がこれと言った特徴がなさそうだけど、そのシンプルな感じになんか惹かれてました。
ショールームに行くまでは、私の中で7割トクラス。
そう、ショールームに行くまでは。
キッチンの前面に収納要らん
キッチンの前面って、収納にする人が多いと思うんだけど、私はここに収納は要らないと思ってました。
それよりも、座れるようにしたかった。
だから、ちょっとは脚が入るスペースが欲しい。
でも、我が家は築古マンションで直床です。
床の下に排水を通せないから、前面部分にスペースをつくるしかない。
それも、シンクの排水と食洗機の排水分必要。
カウンターの奥行きを広くしても、脚を入れられる部分がめちゃくちゃ少なくなっちゃうんだって😭
んでもって、Ⅱ型で対面部分の半分はシンクになってしまう我が家の場合、カウンターもそこそこスペースが欲しい。
カウンターの奥行きを広くするしかない。
それでも、配管部分まで全てパネルにしてしまうと5cmくらいしか窪みがなくなるらしい。
それ意味なくない?ってことで、下の配管部分だけカバーをして、膝が入る部分を確保する。
という提案をリフォーム会社さんからいただきました。
それはそれで、足を乗せるところができるし、仕方ないか…って感じ。
ここで、ちょっとトクラスに傾いていた気持ちが減る笑
で、このあと、Panasonicを見に行ったら、カウンターの奥行きを広げなくても、カウンター上は十分なスペースがあった。
カウンターから水栓が生えているタイプは、余計にカウンターを広く使えるし、シンクのサイズがトクラスより小さかったんだと思う。
シンクが大きい方が洗い物とかはラクだと思うけど、それは食洗機がやるから、そこは求めてない。
新築だったら思い通りにできたんだろうけど、リノベの我が家にとって、トクラスの方が縛りが多かった。
面材の色合わせ
現在はホワイトインテリアの我が家ですが、次はキッチンのカウンターは黒っぽくしたい。
なんか、黒のカウンターの方が料理がプロっぽく見える気がするから🤣
で、1年前くらいまではグラフテクトに代表されるようなモルタル調のキッチンにしたい!!って思ってて、思いすぎて、ピンタレストとかで見過ぎて、使う前から飽きてしまった笑
最近は、シンプルに扉とかはマットブラックみたいな感じが良いなって思ってました。
トクラスのコラージア面材選び
先ほども書いたトクラスのリュッケファーブっていう塗装のダークグレーを第一候補にしていたわけですが…
カウンターと合わせてみたら、なんか違う。
ってわけで、選んだのはライトベージュ。
カウンターに合わせていったら、こうなりました。
一番グレードが上のカウンターだったら、ダークグレーでも良かったかもしれないけど、それにするなら扉もグレードを上げて、カウンターと同じ面材にしたくなってしまう😅
んでもって、カウンターと扉に合わせたら、キッチンパネルも普通な感じになってしまった。
キッチンパネルこそ、モルタル調にしたいなぁって思ってたのに…
カウンターやパネルは選択肢が少なかった。
ってわけで…
PanasonicのLクラスで面材選び
Panasonicの方がもともとお高いから、もう扉面材は一番お安いグレードのダークグレーって思ってました。
シートが剥がれてくるリスクは拭い切れないのですが…
そんでもって、真ん中グレードくらいのカウンター(玄昌ブラック)と合わせてみたら、めっちゃ良い。
Ⅱ型でL字ってことで、まぁまぁな分量、黒くなって重くなりそう…ってことで、一部オープンドロワーってのを入れて少し抜け感を出せないか検討中。
ただ、このドロワー奥行き45cmしかなくて、私が入れたい部分はコンロ側の並びで60cm。
「普通の人は収納が減るの嫌がるけど、そこはあまり重要じゃないですよね?奥の15cm潰して入れられそうな気がします」
リフォーム会社さんの提案力がマジで素晴らしい。
ということで、その方向で検討してます。
そして、モルタル調にしたかったキッチンパネル。
コンロ側の壁は、ラスティック柄 グレーを選びました。
コンロ正面の壁はアクセントパネルでグレーを選びましたが…
横の部分はホワイトです。
ツルツルより、マットが良くて、あったのはあったのですが…
少し黄味がかっている。
私の希望するホワイトではない。
「白って200色あんねん」ってことで、脇のパネルはアイカ工業で選びました。
コラージア:Lクラス=1:9
トクラスのキッチンにするつもりで挑んだショールームでしたが、リノベで縛りも多かったことで、気持ちは完全にLクラスに傾きました笑
だから、少しでも気になっているメーカーのショールームには、足を運んだ方が良いですね。
このあとも、他のショールームで「思ってたのと違った」ってことは結構ありました。
そんなことも後々書いていきます。
私が練りに練った間取りはこちら。