使いやすく無駄のない収納を作るコツ。
その中のひとつが、『奥行きを取り過ぎない』
ってこと。
容量的にはいっぱい入っても、使いにくければ
収納の意味はない。
コレは、棚などの収納家具もそうだけど
造り付けの収納スペースも同じ。
我が家の場合、
洗面所の収納とリビング・ダイニングの収納が
初期の計画では1つの大きな収納でした。
洗面所の収納は、こんな感じ↓
リビング・ダイニングの収納は、こんな感じ↓
どっちも大容量で収納量たっぷり!
に見えますよね?
実際、たっぷり入るんだけど、
その理由は、収納を分割したから。
というのが大きい。
平面図で見ると…
洗面所の収納↓
リビング・ダイニングの収納↓
こんな風に背中合わせになっているんです。
で、最初に建築士さんが考えてくれた収納は
この2つの収納が1つになっている押入れサイズの収納。
押入れがないと、布団が収納出来ないから。
確かに、布団を収納するには押入れサイズが最適。
でも、我が家はベッドだし毎日布団の出し入れをしない。
(今は客用布団も削ぎました)
そして、押入れサイズが最適なのは布団くらいで
他のモノは逆に収納しづらくなってしまう。
押入れに布団以外のモノを上手に収納するのって
難しいんですよね。
奥行きがあると、どうしても前後の収納になり、
後ろのモノが取りにくい。
もし、奥行きがある収納を作っていたら、
今ほど使いやすい状態に収納することは
出来なかったと思うんだー。
客用布団のように普段使わないモノを収納するために
普段使うモノが収納しにくかったら悲しいですよね。
布団なんて、圧縮もできるし、
コンパクトになる布団も売っている。
普段使うモノに合わせて収納スペースを作って、
普段使わないモノは、収納スペースに合わせて選ぶ
っていうのもアリじゃないかな?
もし、この収納を1つの収納にしていたら、
よくありがちな1畳分の収納スペース。
その場合、こんなにたっぷり&使いやすく
収納出来ないと思いませんか?
自画自賛みたいになってる(笑)
しかも、洗面所もリビング・ダイニングも
収納したいモノは違うから、収納は分けて
大正解だったと思ってます。
ぜひぜひ、収納家具を買うときも
いっぱい入るからって奥行きがありすぎるモノを
選ばないようにねー。
特に本棚や物置きは、奥行きがありすぎて
上手に使えていないケースが多いので
気を付けて~。