以前も書いたことがありますが、『断捨離』の著者、やましたひでこさんがおっしゃられている「7・5・1の法則」というのがあります。
見えない収納=7割
モノを機能的に使うための限界量。
見える収納=5割
モノを美的に見せるための限界量。
見せる収納=1割
モノを装飾的に見せるための限界量。
と、おっしゃられてます。
お片付け関係のお仕事をしていらっしゃる方は、みんな言いますね。
「収納に余白を!!」って。
キッチリ詰まっていると使いにくいのと、予期せぬものが入ってきても、受け入れられるように…。という感じでしょうか。
冷蔵庫なんて特にそうですね。
いきなりケーキを1ホールいただいても大丈夫ですか?
でも、隙間があると埋めたくなってしまう気持ちわかります。
私も昔そうでした。
その頃は、溢れたら減らす。ってことをして、いつも10割の収納でした。
そんな経験から、最近思います。
『ここに入る分だけにする』っていう整理の仕方。その基準ってどうなんだ??って。
特に、子どものおもちゃの収納でやっている方も多いのではないでしょうか。
私も『ここに入る分だけ』っていう教え方、子どもにはとっても分かりやすいし、正しいと思ってました。
子どもにお片付けを教えるときの常識。くらいに(^^ゞ
ただ、自分の子どもには言ったことがなかった。
「いっぱいになったから、減らして」とは言っても、「入る分だけにして」とは言ってなかった。
深い意味はなかったんだけど。
だから、ウチの子たちは要らないモノを抜く。
単純に要らないモノを抜く。
で、要るモノだけ残す。
だから、その時の収納スペースは絶対に10割ではなかった。
余白があった。
たまたま言わなかっただけだけど、今思えばすごく良かった。
要るモノに順位を付けるのは良いけど、要らないモノに順位付けても要らないんだから意味ないじゃん!!
モノは多いほど管理する手間がかかるし。
子どもには、↑コレを教えてあげた方が良いですよね。
『ここに入る分だけ』って言われてきたから、
収納は10割って感覚が身についてしまったんじゃないだろうか…。
「宿題やった?」って聞くのも、宿題だけやってればいいと思って育っちゃいますね。まぁ、ウチは多くを求めてないけど。