ウチも昔は衣替えをしてました。
今は、服が減ったので衣替えはしていません。
あればあるほど満たされていたのに、今はぎゅうぎゅうのクローゼットを見ると『痛いな』って思います。
そういうクローゼットは、必ずヨレッとしてイケてない服が混じってます。
そんな服を抜くだけで、一気にクローゼットの中が洗練された感じになるので不思議。
お気に入りを残すと、テイストも統一されるので余計に美しくなりますね。
お洋服は、こんまりさん流のときめく服を残すのが私は良いと思いますが、服に興味のない人はこの方法はピンと来ないと思います。
尊敬する大先輩は、「私はその前に、サイズの問題が立ちはだかる」っておっしゃってました(笑)
基準は人それぞれですが、「管理できる分だけにする」ってのは絶対ですね。
↑現在の半袖と長袖の引き出し。(ハンガーに掛けて収納しているものもあります)
昔は、半袖だけでこの引き出し2段分、長袖だけで2段分を使っていたので衣替えは絶対でした。
最近、太りすぎて減る一方でしたが、もうちょっとあっても管理できるので、服が欲しいです( ̄ー ̄)
という感じで、ウチは収納スペースにも恵まれているので現在は衣替えはしませんが、衣替えをする方の方が多いんじゃないかな?と思います。…が、どうでしょうか。
私が衣替えをしていたころは、ゴールデンウィークの頃にしてました。
ゴールデンウィークって急に暖かくなりますよね。
その後、肌寒くなってまた仕舞ったモノを引っ張り出したりするんだけど(^^ゞ
そこで、お待たせしました。
タイトルにした『15℃を超える前にした方が良い理由』です。
その理由は、みなさんが大好きな虫。
前回の虫記事はコチラ
今日の主役はヒメカツオブシムシ。←はい、クリック。
名前が高級な感じしますね。
多分、1度は見たことがあるのではないでしょうか。
ちなみに、ヒメマルカツオブシムシってのもいます。
こっちは、見た目てんとう虫みたいです。
別の虫ですが、やることはほぼ同じ。
衣類の虫食いのほとんどが、このヒメカツオブシムシやヒメマルカツオブシムシの仕業です。
他にも衣類を食べる虫はいますが、圧倒的にこのカツオブシ系(?)が多いようですよ。
この虫が衣類を食べるのは幼虫(←はい、必ずクリック)の間だけです。
成虫を見たことがあっても、それが衣類を食べる虫だったって知ってる方は少ないのでは?
私も知らなかったけど。
ヒメカツオブシムシの幼虫は、カシミア・ウール・シルクなどの動物性の繊維が大好物。
化学繊維は基本食べないらしい。
基本というのは、皮脂や食べこぼし等は好きなので汚れていれば食べます。
あ、髪の毛やペットの毛も食べるらしいです。動物性だもんね。
乾物も大好物ですよ。名前の由来はそこからっぽい。
どんだけ繊維等を食べているかというと約300日。
繊維を食べるのは幼虫の間だけなんだけど、300日も幼虫で過ごすんです。
そりゃ穴空いちゃいますよね。
食べなくても1年くらい生きてられるらしいんだけど。凄いですね。
ヒメカツオブシムシが成虫でいる期間は、たったの1ヶ月ほど。
その1ヶ月の間に卵を産むんです。当たり前だけど(笑)
そして、その成虫になるのが15℃を超える時期!!
4~5月くらいです。地域によっても違うと思うけど。
成虫は、白とか黄色の花が好き。
だから、白い洗濯物にも付きやすい。
ウチも付いてたことある。
そして、明るい方へ行きたがる。
窓際にいたりします。
ウチもいたことある。
そのくらい、身近な虫。
侵入を防ぐのは難しかったりします。
2.5㎜くらいしかないので、何かにくっついて家に侵入してきても気づきにくいんですね。
この成虫が洗濯物に付いて、それを気付かずに仕舞ってしまうとタンスやクローゼット、衣装ケースの中で卵を産んでしまうわけです。
卵は2週間くらいで幼虫になるので、その後はひたすら収納スペースの中で衣類を食べ続ける感じでしょうか…。
大量発生しちゃったら、どうすればよいのか!?
成虫は燻煙剤で退治できるそうです。絶滅はしないらしいけどね…。
幼虫は、防虫剤を一緒に入れておくと効果あります。小さいうちだけらしいけどね…。
と、言うことで大量発生してしまった場合、なかなか駆除が大変です。
幼虫は小さいうちにやっつけられるよう、収納するときにちゃんと防虫剤を上に置いてしまってください。
普段から、タンス(チェスト?)の中やクローゼットの中に防虫剤を入れておいた方が良さそうですね。
ぎゅうぎゅうに詰めると、防虫効果がちゃんと発揮されません。
空気の層が出来て防虫剤がいきわたるように、ゆとり収納を心掛けてください。
そして、衣装ケースに収納する場合は、小さめの衣装ケースを使うのがオススメです。
防虫剤をいきわたらせるためにも、万が一の時に被害に遭う服を減らすためにも。
さらに、入っている服を把握しやすくするためにも!!
大きい衣装ケースに収納すると、今使うモノだけを引っ張り出そうとして、かき回したり。
ケースの中がグチャグチャになりがち。
小さいケースの方が出し入れもラクだし、細かく分類も出来て何をどこに仕舞ったか把握しやすいですよ。
明らかな秋物・冬物で、もう来シーズンまでは着ない。ってものは、
成虫がウヨウヨしだす15℃を超える前に、先に仕舞ちゃうのが良いですよね。
そうすると、自然と分類も出来ます。
『初秋物のケース』『真冬物のケース』とか分けて収納すると、次に出すときにラクです。
虫が嫌いな人は、是非お早めに~。
って、嫌いじゃなくても服を虫に食われるのは嫌ですね。
最後にしつこく、もう一度。本の虫はコチラです
ヒメマルカツオブシムシホイホイ。
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虫退治楽天市場店で売ってます。高いよ(ΦωΦ)ふふふ・・・・