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築古マンションリノベで諦めたこと

築古マンションリノベで諦めたこと

我が家は築40年ほどのマンションをリノベーションしました。

リノベーションと聞くと、「好きなように間取りを変えられる」「理想の家が作れる」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

でも実際は、築古マンションならではの制約がいろいろ。

というわけで、今回は我が家がリノベで諦めたことを紹介します!

目次

二重床を諦めた

我が家は直床マンションです。

そのため、水回りの配管を通す必要がある場所は、どうしても床を上げる必要がありました。

結果として、家の中を完全なバリアフリーにすることは断念しています。

もちろん、全体の床を上げて二重床にすれば、床をフラットにすることは可能です。

ただ、我が家には床から約2mの位置に大きな梁がありました。

全体の床を上げると、その梁が180cmほどの高さになってしまいます。

それなら、多少の段差があっても圧迫感の少ない空間の方がマシ。

また、マンションの規約により、LL45相当の遮音性能を確保する必要がありました。

我が家は直床のため、LL45の遮音フローリングを採用しています。

慣れてしまえば気になりませんが、少しふわふわした踏み心地なので、選べるなら普通のフローリングの方が好みです。

さらに、直床のままでは配管の自由度が低いため、アイランドキッチンも現実的ではありませんでした。

二重床にしていれば実現できたこともあったと思いますが、我が家は天井高や梁とのバランスを優先しました。

トイレの位置を諦めた

実は、間取りを考える中で一番悩んだのがトイレの位置でした。

もともと、玄関横にトイレがある配置が好きではありませんでした。

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ただ、マンションのトイレは戸建てのように自由に移動できるわけではありません。

排水やパイプスペースの位置が決まっているため、どうしても制約があります。

さらに我が家はトイレを2つ設置したかったこともあり、配置できる場所はかなり限られていました。

もちろん、まったく希望が通らなかったわけではありません。

スリット格子を付けて、できるだけ気にならないようにしています。

ただ、住み始めてみると使い勝手は良好。

「理想の位置」ではなかったけれど、「暮らしやすい位置」にはできたと思っています。

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ほっとクリーンフードを諦めた

キッチンはPanasonicのLクラスを採用したので、当初は「ほっとクリーンフード」を付けるつもりでした。

ファンの掃除がラクになる機能で10年に1回でOK!

ズボラな私にぴったり。

できることなら採用したかった設備のひとつです。

ただ、我が家のキッチンには大きな梁がありました。

設置自体は可能とのことでしたが、その場合はレンジフードが通常より前に出っ張り、低い位置に付くとのこと。

正直なところ圧迫感が気になりました。

毎日立つキッチンなので、掃除のしやすさよりも見た目や使い勝手を優先することに

結果的に、ミラタップの浅型レンジフードを採用しています。

ここでも「梁めっ😡」って感じです。

喫煙室を諦めた

夫のために喫煙室を造る案がありました。

最近は家の中でタバコを吸う人も少なくなりましたが、せっかくリノベするなら専用スペースがあってもいいかなと。

ずっとそこに入っていればいい…と思ったことは秘密にしておいてください。

ただ、喫煙室を作るとなると換気が必須です。

我が家の場合、計画していた場所から外へ排気するためのダクトを通したかったのですが、そのルートに梁があったり、キッチンの換気扇や脱衣所の換気扇とつなげることも消防法の関係で無理だったり…

梁の下を通してダクトを設置すること自体は可能だったと思います。

でも、そのために天井の一部が下がったり、ダクトスペースが目立ったりするのは避けたかった。

「作れなくはないけど、そこまでして作りたいわけではない」

という結論になり、喫煙室は諦めました。

やっぱ、また梁か…

バルコニーのない窓の窓リノベを諦めた

角部屋で、もともと実家として住んでいたマンションだったため、「夏は暑く、冬は寒い」ということはよくわかっていました。

そこでリノベーションに合わせて、窓もカバー工法で断熱窓にリフォームすることに。

カバー工法とは、既存の窓枠(サッシ)を残したまま、その上から新しい枠をかぶせて新しい窓を取り付ける方法です。

ところが、我が家にはバルコニーのない腰高窓があります。

その窓は外側から作業できないため、カバー工法での施工ができませんでした。

結果として、その窓だけは既存のまま残すことに。

案の定、その窓だけは冬になると結露するし、夏はかなり暑くなります。

住む前からわかっていたことではありますが、せっかく他の窓を新しくしただけに、そこだけ残ってしまったのは少し残念でした。

とはいえ、工事ができないものは仕方ありません。

築古マンションのリノベでは、こうした「やりたいけれど物理的にできない」という場面もあるのだと実感しました。

まとめ

この記事を書きながら改めて振り返ってみると、諦めたことの多くは梁が原因でした。

マンションは戸建てに比べて梁や柱が大きくなりがちですが、築古マンションは特にその影響を受けやすい気がします。

床を上げられなかったのも、レンジフードを変更したのも、喫煙室を諦めたのも、突き詰めれば梁との戦い。

リノベーションを邪魔する一番の曲者は、もしかしたら梁かもしれません。

とはいえ、私はそうした制約も含めて楽しみながらリノベーションを進めることができました。

「あれも無理、これも無理」と感じることもありましたが、その中でどう工夫するかを考えるのもリノベの面白さだと思います。

結果として、我が家は9割以上満足できる大好きな家になりました。

ただ、これから築古マンションを購入してリノベーションを考えている方にひとつだけアドバイスするなら、二重床のマンションを全力でおすすめします。

もちろん二重床だから何でもできるわけではありません。

それでも、間取りや設備の自由度はぐっと高くなります。

もし物件選びの段階なら、「二重床かどうか」はぜひチェックしてみてください。リノベの可能性が大きく変わるポイントだと思います。

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奈緒のアバター 奈緒 削ぎ家事研究室 室長
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