100万円の【カツラ】の存在意義

整理収納アドバイザーの講座では、モノと人との関係というのをお勉強します。

↑コチラのテキストにも詳しく書いてありますが、

✔モノの本質

✔所有の意味

この2つについて考えてみるというところからスタートします。

簡単に言うと、

何のためのモノなのか、何で持ってるのか。

ってこと。

カツラは被るためのモノですよね。

髪の毛が薄くなってしまったから、持っている??

なら、ノープロブレムです。

実は、このカツラは母のです。

現在、実家は絶賛断捨離中。

老前整理をしているところ。老中整理かも。

そこで、出てきたこのカツラ。

母が20年前に作ったもの。

100万円かけて。

なぜ、作ったかというと癌になったから。

抜けてしまってからでは遅いから。と、事前に準備していました。

ちゃんと頭の型を取って作ったそうです。

ブローしたり染髪も出来るらしい。

だから、そんなに高いんだって。

スマホしか持ってなかったから、伝わりにくいけど分け目もリアル。

結局、抗がん剤治療を途中でやめてしまったので、髪が抜けることもありませんでした。

そもそも、それだけのお金をかけたのは、歳を取って毛が抜けたらまた使えるし。っていう理由。

でも、そこそこ歳を取ってみたら、なんだか大丈夫そう。

あ、母は再発することもなく元気です(^ー^* )♪

コレと一緒に、てっぺんだけタイプ?も作っています。

それがあれば、事足りそう。って。

この総カツラ?はなくても大丈夫そうだと判断したようです。

カツラからしたら、被ってもらえなきゃ存在価値なし。

毛が薄くて悩んでいる人に使われて、気分が明るくなってもらえたら、本望。

モノの本質と所有の意味って、そういうこと。

ということで、カツラの寄付を受け付けているNPO団体があるのでは??と調べてみたら、ありました。

https://www.wig-ring.info/wigringjapan

他にもあると思いますが。

ウイッグって言った方がオシャレでしたね(>_<)

モノは使われなきゃ、勿体ない!!

早く誰かのもとへ届くと良いな~って思います。


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もちろん、被ってみたよ。

こういう人、います。世間にさらす画像じゃない(笑)

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奈緒