5年前、娘が2年生。息子が年少でした。
娘のことは、心配で直ぐに迎えに行きました。
息子のことは…迎えに行くってことすら思い浮かばなかった。
絶対、安全だと思ったから。
当時、いつもお迎えが遅くなってしまい、息子が最後の1人って事がよくありました。
あの地震が起こる前から、
小さな地震でも残っている先生たち全員が、まだお迎えの来ない子供たちがいる部屋に走ってくる
っていう光景を見ていたんです。
避難訓練をよくやっているのも知っていたし、安心しきって預けていました。
私が、娘を迎えに行っている間にパパが息子を迎えに行ってくれていたんだけどね。
卒園式の日に、年少の時の担任の先生が「あの時は、怖かった…」って泣きながら話しているのを聞いて、必死で守ってくれていたんだな~って改めて実感。
おかげで、息子には怖かったという記憶があまりないようです。
娘たちは…
何のための防災頭巾なのか、誰も被ってないし。靴はしっかり履き替えてるし。
ランドセルを取りに教室に戻った時に2回目の大きな地震が来てパニックになってる子たちもいるし。
既に歩いて下校してしまって、途中に2回目の地震…泣きながら帰っている子もいたそうです。
避難訓練て、本当に大事なんだな~と実感しました。
防災頭巾は座布団じゃないし、カバーなんてしたら直ぐに被れないですよ( ´_ゝ`)ノ
家の中も同じです。
あのコレクションケースは、震災の教訓から造り付けにしました。
あの日、ベッドもかなり動きました。
当時から使っていた寝室のベッド。
娘の部屋のミドルベッド。
どちらも何メートルも動いてました。
車だって動いてたから当然ですねw
今は念のために、ベッドの下には私の大好きな耐震ジェルを貼ってあります。
あの時、耐震ジェルを貼っていたテレビは倒れなかったから、やっぱり耐震ジェルってすごいと思います。
そして、子供部屋のクローゼットの中に入れているタワーチェスト。
ちゃんと、扉を閉めていれば問題ないだろうけど…
念のため
転倒防止の
こんなやつ、敷いています。
今は、100均にもありますね。
キッチンも、
ダサくて嫌だけど、突っ張ってます( ̄▽ ̄)
そして、
【生活感のないスッキリした部屋】に見せる三原則!!の中の1つでもある
『置かない』こと。
極力、家具を置かない。凶器と化しますから…
実は、いつも地震が起きたらダイニングがテーブルが一番凶器になるだろうな…と思っています。
地震の時に、机の下に隠れるとか…あの時、とんでもないことだ(*_*;と思いました。
机と一緒に吹っ飛びますね。
こういう節目に、被災した場合の集合場所や連絡方法を話し合ったり、防災グッズを見直したりする方が多いのかな?と、思います。
家の中の一番安全な場所や、倒れてきそうな家具がないかも確認してみてください。
ブルーシートを被った家や、崩れた塀も見かけなくなり、震災前と変わらない生活を送っている自分。未だに避難生活を送っている方が17万人もいらっしゃるという現実。そして、行方不明の方がまだまだ沢山いらっしゃることも…風化させてはいけないと改めて思います。
復興支援今年も ヤフーで「3.11」と検索すると10円を寄付できるそうです。
東日本大震災で亡くなられた方のご冥福と、被災された方々の一日も早い復興を心から願っております。