yukie821sさんの27日のブログにチラッと書いてあったので調べてみました。
以下の2つのサイトがとても分かりやすく溜め込み障害について、書かれていました。
私が気になった部分を抜粋します。
- 物を捨てることに抵抗感が強い
- 物を捨てることを考えたりすること自体に嫌悪感がある
- 持ち物に感情的な思い入れが入りやすい
- 家の中は物があふれにあふれ、台所で調理もできないような状態になっている
- 古い新聞や雑誌が山積みになっている
- 大切な物が幾つも見つからない
- 生ごみに対処がなく、衛生面に問題が生じている
- 心理的傾向としては何でも先延ばしにしやすく、優柔不断、社会との接点も少なくなっている
どうですか?大丈夫ですか?
多分、みなさんは大丈夫だと思います。
溜め込み障害は、自覚症状が全くないことが多い病気らしいので、溜め込み障害の方が私のブログを読んでくださっている可能性はかなり低い。
精神疾患の1つだそうです。
溜め込み障害は、以前は強迫神経症の一形態と見なされていました。米国の診断マニュアルが2013年に改訂され、現在のバージョンであるDSM-5になってからは、強迫神経症から独立して精神疾患の1カテゴリーになっています。
強迫神経症の中に、不潔恐怖症というのもありますよね。
それについても、また分かりやすいページを見つけました
掃除や洗浄に対して、清潔な状態が好きだから率先して丁寧に行っているというのであれば、「きれい好き」といえます。
きれい好きの人は、視覚や嗅覚など五感の範囲できれいかどうかを判断します。一方、不潔恐怖症の人は、肉眼では見えない頭の中で想像した汚れまで気になります。
私、以前も書きましたが菌には寛大。
というか、目に見えない汚れはそこまで気にしません。
だから自分は潔癖症ではないと思っていました。
潔癖症とは?きれい好きと潔癖症である不潔恐怖症の違い に出てくるドーナツの画像。
どう思ったかって、まず『チョコ付いてるドーナツ食べたい』と思いました。
でも、『食べかすが落ちている』と『外袋の上に置く』は気になってしまいました(^^ゞ
潔癖症なのか!?
『破り方が縦』とかも気になる方がいるんですね。このチェックリストは面白い。
私が思うキレイ好きは、フードコートとかで汚いテーブルがあったら拭く人。
潔癖症の人は、未使用って書いてあるダスターも触れない人だと思う。
私は、汚いテーブルしか空いてなかったら拭くけど、キレイなテーブルが空いていればそっちに行きます( ̄▽ ̄;)
不潔恐怖症は、自分や自分の周りだけキレイなら良いとか、それ以外は汚いと思ってしまう感じでしょうか。
水道水が汚く思えて、何年もお風呂に入れない。という話も聞いたことがあります。
元々同じ強迫神経症に属していただけに、溜め込み障害と不潔恐怖症は紙一重にも思えます。
そして、溜めこみ障害の方がどれくらいいるのかというと…
溜め込み障害の頻度は、米国のある統計によれば人口の2~5%ぐらいで、男女比はほぼ同じになっています。
これ、日本もほぼ同じ割合ではないかと書かれているサイトもありました。
少なく見積もっても100人に1人はいるってこと。
LINEとかFBのお友達って、何人いますか?
そう考えると、結構身近にいそうです。
溜めこむのは、モノとは限りません。
ネコ屋敷とかもそれです。
原因としては遺伝が多いそうですよ。
溜め込み障害には家族性があるといわれています。溜め込み障害がみられる患者さんの50%では、同様に溜め込み行動をする親族がいると報告されています。
強迫性障害に比べると溜め込み障害は、遺伝の影響が大きい病気と考えられています。
私は、隔世遺伝かも…。
どんな性格の方がなりやすいのか。
溜め込み障害と関係している性格傾向としては、優柔不断さがあげられています。
溜め込み障害の患者さんの第一親族(親・子供・兄弟姉妹)では、優柔不断な性格の方が多いことがわかっています。優柔不断とは、物事の決断がなかなかできない性格のことです。
完璧主義で几帳面な人が多いといわれている強迫性障害でも認められることがあります。明確に決まったことでないと、決断できなくなるのかもしれません。
「捨てない」と即決しているわけではなく、「捨てる」決断が出来ないから、溜め込んでしまうんですね。
決断力に関しては、元々の性格もあると思うけど、訓練でどうにかなります。
そんなことをコチラの記事に書いてます
そして、11~15歳頃から症状が出てくることが多いと書いてありました。
年齢が進むにつれて、日常生活に支障が出てくるそうです。
治療の開始は、溜め込み行為がエスカレートした後ではなく、その前の段階で始められれば予後はかなり違ってくると思います。
出来るだけ早期に精神科受診を考慮できるためにも、溜め込み障害は決して本人の個性や生活態度の問題ではなく、精神科での治療が望ましい心の病気であることは、皆さまこれを機会にどうか認識しておいてください。
このような病気の場合は、私たちのような職業の人間ではなく、お医者さんやカウンセラーの出番です。
身近な人が早めに気付いてあげて、受診するのがベストですね。